
新しい隊服に袖を通し、いよいよ初任務へ向かうことになった炭治郎。
北西の町では、夜に少女が消える不可解な事件が頻発していた。
町についた炭治郎は、許嫁を目の前で鬼に奪われた青年「和巳(かずみ))」と出会う。
和巳のため、必死に鬼を探す炭治郎の前に、3匹に分裂する異能をもつ鬼が現れた。
炭治郎は禰豆子と共に、異能の鬼に立ち向かう。
[caption id="attachment_10111" align="aligncenter" width="640"](C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable[/caption]最終選別試験を突破し、鬼殺隊へ[…]
『鬼滅の刃/第7話』ネタバレありのあらすじ
第7話 | 鬼舞辻無惨 |
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放送日 | 2019年5月18日 |
放送時間 | 24分 |
登場人物 | 竈門炭治郎 竈門禰豆子 鎹鴉 沼の鬼 和巳 鬼舞辻の妻 鬼舞辻の娘 鬼舞辻無惨 豊 |
漫画原作 | 2巻(ジャンプコミックス) |
公式サイト | アニメ『鬼滅の刃』公式 |
動画視聴 | 『鬼滅の刃』第7話を動画視聴 |
[caption id="attachment_10201" align="aligncenter" width="640"] (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable[/caption]2016年2月から約4年間[…]
3匹の鬼との戦い!勝負の行方は?

鬼を深追いしようとする禰豆子を、炭治郎が止めました。鬼になったとはいえ、妹を戦わせていいものか炭治郎は悩みます。
「禰豆子、俺は下に行く。2人を守ってくれ。できるな?」
炭治郎は苦難の末、禰豆子に頼る決断をしました。禰豆子は炭治郎をまっすぐに見つめ、頷きます。
炭治郎は、地面に飛び込みました。
3匹の鬼の住処

余りの数の多さに、炭治郎はあらめて鬼への怒りを燃やします。
異空間にいた2匹の鬼は、好機とばかりに炭治郎に襲い掛かかります。空気もなく、踏ん張るための足場もない異空間。
しかし炭治郎は、その状況にうってつけの技を放ちます。
「全集中 水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦!」
炭治郎の攻撃は、見事に鬼を微塵に切り刻みました。
炭治郎は異空間の中で、簪(かんざし)がたくさん入った小物を掴みます。
息が続かず、炭治郎は地上へと急ぎ泳ぎました。
異質な強さをもつ鬼、禰豆子

(この女…強い!おそらく、分けられた血の量が多いんだ)
禰豆子の強さに鬼は翻弄されますが、次第に攻撃を読みはじめます。
「そのツラに風穴を開けてやる!」
鬼が禰豆子に手刀を振り下ろした時、炭治郎が地中から飛び出してきました。
「妹に触るな!」
炭治郎の一撃が、鬼の右腕を斬り捨てます。残りの腕も斬り捨てられた鬼は、地面に尻もちをつきました。
炭治郎は鬼に刀を向けると、今までどれだけの人を喰ってきたのか、詰問します。
しかし鬼は「女は年を取ると醜くなるから喰ってやった」と、自分勝手な言い分をわめきました。
炭治郎は怒り、鬼の口を引き裂きます。
「もういい。鬼舞辻無惨について知っていることを話してもらう」
鬼舞辻無惨。その名前を聞いた途端、鬼は激しく動揺しはじめました。
ガタガタと体を震わせ、玉のような汗を流す鬼。
「い…言えない…言えない…!」
鬼の脳裏に、過去の記憶がよぎります。
「私のことを誰にも喋ってはいけない。喋ったらすぐにわかる。私はいつも君を見ている」
鬼の頸を締め上げながら、穏やかな口調で語る鬼の首領「鬼舞辻無惨」。
「言えない…言えないんだああ!!」
鬼は切断された両腕を再生させ、炭治郎に襲い掛かります。炭治郎はやむなく、鬼の頸を斬り落としました。
旅立つ炭治郎と和巳

失望した炭治郎が振り返ると、禰豆子がうずくまっていました。炭治郎は驚き駆け寄りますが、禰豆子は寝ているだけのようです。
炭治郎は禰豆子を木箱にしまうと、茫然自失の和巳のもとに歩み寄ります。
「大丈夫ですか?」
炭治郎が声をかけると、和巳はポロポロと涙を流しました。
「和巳さん、失っても、失っても、生きていくしかないんです」
和巳は炭治郎に掴みかかると、やり場のない怒りをぶつけます。
お前に何がわかる、と怒鳴りつけられた炭治郎は、やさしく和巳の手を握り、悲しい笑みを浮かべました。
「俺はもう行きます。これを。この中に、里子さんの持ち物があるといいのですが」
炭治郎は地中の異世界で見つけた、犠牲者たちの髪飾りを和巳に渡します。婚約者の髪飾りを見つけた和巳は、声にならない声をあげ、泣き崩れました。
炭治郎は一礼すると、和巳に背を向けて歩き出します。
和巳はふと、炭治郎も大切な人を失った過去があるのだと気が付きました。
「ひどいことを言った!どうか許してくれ…」
和巳の言葉に炭治郎は振り返り、大きく手を振りました。その手はマメだらけで、とても少年の手ではありませんでした。
鬼舞辻無惨への怒り
北西の町を後にした炭治郎。
たくさんの人を悲しみに追い込んだ、鬼舞辻無惨への怒りを再度募らせます。
炭治郎の肩に、鎹鴉がとまりました。
「次は、東京府浅草ア!鬼が潜んでいるとの情報アリ!カアア!」
早くも次の任務に向かわされることに、驚く炭治郎。
浅草にたどり着いた炭治郎と禰豆子

きらびやかな街並みに翻弄された炭治郎は、路地裏にある静かなうどんの屋台へたどり着きます。
山かけうどんを食べ、一息ついた炭治郎。
しかしある匂いに気付き、炭治郎は衝撃のあまりうどんを取り落とします。
それは、炭治郎の家族が惨殺されたとき、現場に残っていたものと同じ。
鬼舞辻無惨の匂いでした。
気がつくと炭治郎は、走り出していました。人々のあいだをすり抜け、見つけ出した一人の男。
炭治郎は男の肩をつかみ、刀に手をかけます。振り向いた男…無惨は、幼い少女を抱えていました。
「おとうさん、だれ?」
無惨に抱えられた少女は、無垢な瞳を炭治郎に向けます。無惨は、人間のふりをして暮らしているようでした。
炭治郎の体は、怒りで激しく震えはじめます。少女の母親もやってきて、無惨に寄り添いました。
人を喰らう身でありながら、家族然としている無惨に、炭治郎は強い嫌悪感を覚えます。
無惨は家族と笑顔で対話しながら、目にもとまらぬ速さで通行人の頸を切り裂きました。
通行人は鬼となり、共にいた妻に襲い掛かるのでした。
『鬼滅の刃』アニメ第7話の感想(ネタバレあり)

なんと無惨は、人間に擬態して生活していました。人間に嫌悪感を持っているイメージだったので、少し意外です。
普段は食料としている人間と、共に暮らす無惨。この親子も食料とされてしまうのでしょうか?
それにしても炭治郎、驚きのあまり、禰豆子をうどん屋に置き去りにしてきてしまいました。
貴重な戦力なのに…。炭治郎は無事この場を乗り切ることができるのでしょうか?
【裏設定】無惨が名乗った偽名や、うどん屋の秘密を紹介
浅草で少女を抱え、やさしい父親のようにふるまっていた「鬼舞辻無惨」。
彼は「月彦」という名前で人間に成りすましていました。
夜しか行動できない無惨にぴったりの名前です。
こだわりのスープ!うどん屋の豊さん
今回初登場した屋台のうどん屋さん。彼は「豊さん」というそうです。
浅草生まれ、浅草育ちの豊さん。
彼は蕎麦も打つことができ、とても美味しいのだとか。
出汁のレシピは、誰にも教えないそうです。
異能の鬼の秘密
北西の町で登場した異能の鬼。
3匹に分裂し、「~しろ、俺よ」と呼び合っていることから、ファンの間では「俺鬼」と呼ばれています。
彼は鬼となる前、どんな人間だったのでしょうか?
キメツ学園という番外編の漫画で、俺鬼は「下着泥棒」として登場しています。
かなり女性に執着していましたし、女好きだったことは間違いないでしょう。
『鬼滅の刃/第7話』の要点まとめ
- 初任務無事完了!鬼を倒した炭治郎
- 息つく間もなく次の任務!浅草へ
- 宿敵、鬼舞辻無惨と遭遇!
初任務をこなした炭治郎は、続けざまに浅草への任務に向かいます。
一体どんな巡り合わせか、2回目の任務で宿敵「鬼舞辻無惨」と遭遇した炭治郎。
刀に手をかけた炭治郎でしたが、無惨を父と慕う少女の姿をみて、思わず踏みとどまります。
無惨は適当な通行人を鬼にし、炭治郎の動向を伺っている様子。
炭治郎は一体どうなってしまうのでしょうか?
8話をお楽しみに!
[caption id="attachment_10226" align="aligncenter" width="640"] (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable[/caption]北西の町に巣くう鬼を倒した[…]
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