『鬼滅の刃』アニメ第13話「命よりも大事なもの」のネタバレあらすじ!響凱の悲しみと炭治郎の音

『鬼滅の刃』アニメ第13話「命よりも大事なもの」
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

鼓を叩くことで、屋敷の構造を変化させることができる鬼「響凱」

3人の鬼殺隊員は、その能力に翻弄されながら探索を続けます。

ようやく、てる子の兄である清を発見した炭治郎。安心したのもつかの間、近くで響凱の足音が響きました。

兄妹たちを守るため、炭治郎は響凱に立ち向かいます。

第12話の振り返り

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『鬼滅の刃』アニメ第12話「猪は牙を剥き 善逸は眠る」

『鬼滅の刃/第13話』ネタバレありのあらすじ

第13話命よりも大事なもの
放送日2019年6月29日
放送時間24分
登場人物竈門炭治郎 竈門禰豆子 我妻善逸 嘴平伊之助 清 正一 てる子 響凱
漫画原作3~4巻(ジャンプコミックス)
公式サイトアニメ『鬼滅の刃』公式
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アニメ『鬼滅の刃』まとめ

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アニメ鬼滅の刃「遊郭編」

頑張れ炭治郎!響凱との戦い

『鬼滅の刃』アニメ第13話「命よりも大事なもの」
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正一と共に、廊下を駆け抜ける善逸。

突如、鼓の音が響き、屋敷が回転しました。

足場がなくなり、善逸と正一は落ちていきます。2人は、窓から屋敷の外に放り出されました。

響凱に翻弄される炭治郎

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響凱と対峙した炭治郎。

鼓を叩くたび、部屋が90度回転したり、攻撃が放たれたりします。

響凱の異能に翻弄されつつも、炭治郎はうまく攻撃を避け続けました。

なかなかとどめを刺せず、響凱は苛立ちます。

「俺は折れない!諦めない!」

まっすぐな瞳で叫ぶ炭治郎。炭治郎のひたむきさに、響凱は自身の過去を思い出します。

響凱の大切なもの

『鬼滅の刃』アニメ第13話「命よりも大事なもの」
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響凱は、売れない文筆家でした。

夢を捨てきれなかった響凱は、無惨に鬼にされてからも作品を作り続けていました。

しかしその作品が、世間に認められることはありませんでした。

「つまらないんだよ、君の書き物は。すべてにおいてゴミのようだ」

ある男は、響凱の書いた大切な原稿を投げ捨て、足蹴にします。

怒りに打ち震える響凱。去り際、響凱は鼓の異能を使い、その男を切り裂きました。

はじめて認めてもらった響凱

『鬼滅の刃』アニメ第13話「命よりも大事なもの」
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響凱は怒り、高速で鼓を打ち始めました。

炭治郎は必死に攻撃を避け続けます。

恐ろしい速度で回転を続ける部屋。床に散らばった響凱の原稿を、炭治郎は踏まないように着地しました。

ろっ骨と足を骨折し、今まで痛みを我慢し続けていた炭治郎

しかし原稿を踏まないよう避けたおかげで、炭治郎は偶然にも、痛みの少ない体の動かし方に気がつきます。

「響凱、君の血鬼術はすごかった!」

炭治郎の放った「玖ノ型 水流飛沫・乱」が、響凱の頸を打ち取りました。

戦いが終わり、激しい痛みに悶える炭治郎。響凱は最期に、炭治郎に説いかけます。

「小僧、小生の血鬼術はすごいか?」

炭治郎は、素直に響凱の能力を認めました。響凱は、その答えに満足して消えていきます。

炭治郎は、珠世の研究のため、響凱の血液を採取すると、てる子達を探しに出かけました。

無事だった清とてる子

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清とてる子の部屋に戻った炭治郎。

2人は鼓が消えたことで取り乱していましたが、無事でした。

炭治郎は2人を連れ、外に出ようとします。屋敷の外から血の匂いを感じ、先を急ぐ炭治郎。

屋敷の外では、猪頭の男が善逸を足蹴にしていました。

流血し、ボロボロの善逸は、炭治郎の木箱を大切そうに抱えています。

「炭治郎…俺、守ったよ。お前がこれ、命より大事なものだって言ってたから…」

善逸と猪男の攻防

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善逸は、人一倍耳のいい少年です。

人の心音や血の流れる音を聞くことで、相手が何を考えているか把握できます。

「炭治郎からは、泣きたくなるような優しい音がする」

炭治郎と初めて出会った時、善逸は彼の背負う木箱の中身が、鬼であることに気づいていました。

あんなにやさしい音のする炭治郎が、鬼を連れているのは、きっと理由がある。

善逸は炭治郎を信じ、鬼を連れる理由を聞かずにいました。

屋敷から飛び出した善逸と清は、猪頭の男と出会います。

善逸は、伊之助が「最終選別試験、5人目の合格者」であることに気が付きました。

彼は誰よりも早く試験を突破し、誰よりも早く下山していたため、炭治郎らと出会わなかったのです。

猪男は、禰豆子が入った木箱を発見し、中の鬼を殺そうとします。

「やめろ!」

善逸は、木箱の前に立ちはだかりました。鬼殺隊員である善逸がなぜ鬼を庇うのか?猪男は理解できません。

猪男は善逸を痛めつけ、なんとか木箱を取り上げようとします。

しかし善逸は、決して木箱を離そうとしません。

「これ以上俺の邪魔をするなら、お前ごと箱を串刺しにしてやる!」

猪男の刀が善逸に向けられます。

「やめろ!!」

駆けつけた炭治郎が、猪男に飛び掛かりました。

『鬼滅の刃』アニメ第13話の感想(ネタバレあり)

見事、鼓の鬼「響凱」を打ち取った炭治郎。

響凱は、炭治郎に自分の価値を認めてもらえたことで、満足して消失しました。

それにしても炭治郎、命のやり取りの最中に、原稿を避ける気づかいをするとは。

本当にできた人間ですね。

13話で感動したのは、木箱を守りきった善逸です。

あんなに弱虫なのに…。ボコボコにされても木箱を離しませんでした。

視聴者の間でも、善逸の株が急上昇したのではないでしょうか?

ラスト、猪男に飛び掛かっていった炭治郎。

一体どうなってしまうのでしょうか?

【裏設定】人間の頃の響凱は?

響凱は人間の頃、文筆家でした。

里見八犬伝が好きで、自身も伝奇小説を好んで描いていたようです。

鬼になった後も、部屋に引きこもって小説を書き続けていた響凱。彼の小説への想いの強さが伺えます。

生前は、小説も趣味の鼓も、まったく認めてもらえなかった響凱。

鬼となり、無惨に力を認められ、十二鬼月にしてもらった時は相当嬉しかったことでしょう。

響凱にとって「誰かに認められること」は、命より大切だったのでしょうね。

善逸の裏話!好きな食べ物や年齢は?

13話で大活躍した善逸。

今回、彼のファンになった人も多いのではないでしょうか?

善逸は16歳で、実は炭治郎よりも一つ年上です。

善逸の好きな食べ物は、甘いものや、値段の高いもの。

味ではなく、値段が基準となっているのが善逸らしいですね。

『鬼滅の刃/第13話』の要点まとめ

  • 響凱との対決!回転する部屋に苦戦
  • 炭治郎勝利!力を認められ、涙を流す響凱
  • 猪男との仲間割れ!木箱を守り切った善逸

見事響凱を倒し、「清・てる子」と共に屋敷から出られた炭治郎。

屋敷の外で炭治郎が目にしたのは、猪男に足蹴にされながらも、木箱を守り続ける善逸でした。

猪男の非道さに、炭治郎は怒りを燃やします。

炭治郎は猪男を止めることができるのでしょうか?

次回、14話をお楽しみに!

『鬼滅の刃』各話ネタバレあらすじ