
元十二鬼月である「響凱」を倒した炭治郎。
しかし屋敷の外では、鬼殺隊員であるはずの猪男が、善逸に襲い掛かっていました。
炭治郎が大切にしていた木箱を、善逸は身を挺して守ろうとします。
無抵抗な善逸を蹴り続ける猪男に、炭治郎は怒りを燃やしました。
[caption id="attachment_10355" align="aligncenter" width="640"] (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable[/caption]鼓を叩くことで、屋敷の構[…]
『鬼滅の刃/第14話』ネタバレありのあらすじ
第14話 | 藤の花の家紋の家 |
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放送日 | 2019年7月6日 |
放送時間 | 24分 |
登場人物 | 竈門炭治郎 竈門禰豆子 我妻善逸 嘴平伊之助 清 正一 てる子 鎹鴉 おばあさん |
漫画原作 | 4巻(ジャンプコミックス) |
公式サイト | アニメ『鬼滅の刃』公式 |
動画視聴 | 『鬼滅の刃』第14話を動画視聴 |
[caption id="attachment_10201" align="aligncenter" width="640"] (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable[/caption]2016年2月から約4年間[…]
人の話を聞かない男、伊之助

「やめろ!」
怒りが頂点に達した炭治郎は、猪男に殴りかかり、あばら骨を折ります。
無抵抗な善逸に攻撃し続けた猪男を、炭治郎は責め立てました。
「なぜ善逸が刀を抜かないかわからないのか!?鬼殺隊員同士の争いがご法度だからだ!」
猪男は笑い出しました。
「そういうことかい。じゃあ素手でやり合おう」
炭治郎の言葉の意図を、まったく理解していない様子の猪男。猪男は、獣のような動きで炭治郎に襲い掛かります。
「まるで四足獣と戦っているようだ」
炭治郎とやり合いながら、自身の体の柔らかさを自慢する猪男。
あばらが折れているにもかかわらず、無茶な動きを続ける猪男を炭治郎は咎めます。
炭治郎は猪男を落ち着かせるため、強烈な頭突きをくらわしました。
意外!猪男の素顔

猪男は、女性のような愛らしい顔立ちをしていました。
「なんだコラ?俺の顔に文句でもあるのか?」
呆気にとられる善逸と炭治郎に、猪男は食って掛かります。
猪男は「嘴平伊之助 (はしびらいのすけ)」と名乗りました。
どういう字を書くのか尋ねる炭治郎。
しかし伊之助は、俺は読み書きができない。ふんどしに名前が書いてあったと言って怒ります。
話の途中で突如、伊之助が泡を吹きました。
炭治郎の頭突き効果が、遅れて現れたのです。
伊之助は脳震盪を起こして失神しました。
山で育った野生児、伊之助

意識を取り戻した伊之助。
炭治郎らは、犠牲者を埋葬していました。目覚めた伊之助に炭治郎は、埋葬を手伝ってほしい、とお願いします。
しかし伊之助は、生き物の死骸を埋めたって意味がないと豪語しました。
「そうか…傷が痛むからできないんだな」
炭治郎の言葉に青筋を立てる伊之助。
彼は、自分が「弱い」と思われることに、人一番敏感です。
「ああ!?100人でも200人でも埋めてやるよ!!」
伊之助も参加し、ようやく犠牲者の埋葬が終わりました。炭治郎ら3人のもとに、鎹鴉が現れます。
鎹鴉は、清に藤の花のお守りを授けました。
このお守りを身につけていれば、稀血であっても鬼に襲われることはないそうです。
藤の花の家に向かう炭治郎たち
炭治郎ら3人は、鎹鴉の導くがままに歩きます。
道中、伊之助は炭治郎に対し、何度も勝負を仕掛けました。
「勝負だ!俺は必ず一人でお前に勝つぞ!」
「お前」と呼ばれた炭治郎は、伊之助に「俺は竈門炭治郎だ」と名乗ります。
しかし伊之助は、炭治郎の名前をまったく覚えず「かまぼこ権八郎」などと変な名前で呼び続けました。
藤の花の家紋の家

「カアア!休息、休息ウ!」
藤の花の家紋は、鬼殺隊に恩義を受けた者である証。隊員が立ち寄れば、無償でもてなしてくれるのだそうです。
炭治郎らは傷が癒えるまで、藤の家で療養することになりました。
家主であるおばあさんが、炭治郎らを出迎えます。
3人は、おばあさんが用意してくれた着物に着替え、晩御飯をご馳走になりました。
伊之助は、初めて食べた美味しい天ぷらに、すっかり心を奪われたようです。
伊之助は、炭治郎のおかずを横取りしました。
しかし炭治郎は怒らず、残りのおかずまで差し出そうとします。優しすぎる炭治郎に、調子が狂う伊之助。
医者に診察してもらい、床についた3人。全員見事にあばら骨が折れていました。
「お前、俺に謝れよな。ボカスカボカスカ叩きやがって。謝れ!」
善逸は伊之助に謝罪を要求しますが、伊之助は応じません。
炭治郎は、伊之助が鬼殺隊に入隊した理由を尋ねます。
「鬼殺隊の隊員って奴が、俺の山に入ってきやがったから、力比べをして刀を奪ってやった」
鬼殺隊員に鬼の存在を教えてもらった伊之助は、鬼と力比べをしたいと思い、最終選別に臨んだのでした。
「伊之助も俺と同じ山育ちなんだな」
炭治郎が言うと、伊之助は「お前と一緒にすんなよ。俺には親も兄弟もいねえぜ」と否定します。
炭治郎が鬼を連れている理由

「炭治郎…誰も聞かないから俺が聞くけどさ、鬼を連れているのはどういう事なんだ?」
善逸が炭治郎に問いました。
炭治郎は、善逸が気づいていたことに驚きます。黙っていてくれた善逸に、炭治郎は感謝を伝えました。
炭治郎らの話を聞いていたのか、禰豆子の木箱が揺れました。恐ろしい鬼が出てくると思い、激しく動揺する善逸。
予想に反して、中から可愛らしい少女が顔を出したのを見て、善逸は言葉を失います。
炭治郎は、2人に禰豆子を紹介しようとしました。
しかし、善逸の様子がおかしいことに気がつきます。
善逸は青筋を立てて叫びました。
「お前…こんな可愛い女の子連れてウキウキウキウキ旅してたんだな!?俺の流した血を返せよ!!」
善逸は、禰豆子が炭治郎の彼女だと勘違いし、嫉妬で怒り狂います。
刀を抜いて炭治郎を追いかけまわす善逸。
彼の暴走は、夜明けまで続きました。
『鬼滅の刃』アニメ第14話の感想(ネタバレあり)
今回のエピソードで一番衝撃だったのは、伊之助の素顔ではないでしょうか。
初めて伊之助の顔を見た善逸は「ムキムキした体に、女の子の顔が乗っていて気持ち悪い」との感想を抱いています。
たしかに、性格や体つき、声とギャップがありすぎますね。
今回、久しぶりに禰豆子が登場しました。禰豆子の可愛らしさに、嫉妬心爆発の善逸。
炭治郎は無事誤解を解くことができたのでしょうか?
【裏設定】伊之助のプロフィールを紹介!

14話で初めて名前が明かされた伊之助。
今回は、伊之助の裏設定を紹介したいと思います。
伊之助の年齢は15歳。炭治郎と同じ歳です。
彼は物心ついた時から両親がおらず、山の中で猪に育てられたのだそうです。
伊之助の好きな食べ物は、天ぷらです。
藤の花の家紋の家で、生まれて初めて天ぷらを食べた伊之助。
あまりの美味しさに、大好物になったようです。
ファンの間で親しまれる「かまぼこ隊」の呼称
炭治郎、善逸、伊之助の、同期3人組。
ファンの間で3人は「かまぼこ隊」と呼ばれています。
伊之助が炭治郎の名前を覚えられず「かまぼこ権八郎」と呼んだことが由来です。
なんだか可愛らしい響きですね。
『鬼滅の刃/第14話』の要点まとめ
- 伊之助暴走!意外な素顔に騒然
- 満身創痍の3人、藤の家紋の家で休息
- 炭治郎、禰豆子の存在をカミングアウト
戦いを終え、療養のために藤の家紋の家を訪れた、炭治郎ら3人。
新しい着物に、美味しい食べ物。3人はつかの間の休息を満喫します。
炭治郎は2人に、禰豆子の存在を明かしました。
しかし、禰豆子が炭治郎の彼女だと勘違いした善逸は、嫉妬で怒り狂います。
炭治郎は無事誤解を解けたのでしょうか?個性あふれる同期3人。彼らは仲良くなれるのか?
15話の展開に期待です!