
鎌倉を代表するカフェの一つである「ヨリドコロ」というお店を知っていますか?
目の前に走る江ノ電を眺めながら、理想的な日本の朝食をゆったりと食べられるお店。それが稲村ヶ崎にある「ヨリドコロ」です。

2015年のオープン以降、年々知名度を伸ばし、平日でも行列ができる人気店へ!
私も2019年の夏に行ってきましたが、江ノ電を眺めながら食べる食事は、小旅行のような楽しい一時を味わえました。

今回の記事では、そんな人気のヨリドコロについて紹介していきます。
「気になるメニュー・おすすめの席・アクセス方法・周辺の観光スポット」も合わせて解説!

写真や動画もご覧いただきながら「旅気分」を味わってください。
ヨリドコロは日本の美味しい食事ができると話題のお店

「ヨリドコロ」では、「ワンコインで伝統的な日本のご飯を食べられる」と話題のお店です。
中でも人気の高いメニューが”卵かけご飯”。
オーナー(恵さん)のお母様が営んでいるという「干物倶楽部 丸恵」から仕入れているという脂の乗った干物はまさに絶品!

それでは、魅力溢れるヨリドコロのメニューを紹介していきます。ヨリドコロでは、「朝食・昼食・カフェ」と時間帯により提供されるメニューが異なります。
お目当てのメニューがある方は、行く時間に注意してください。
ヨリドコロのメニューは時間ごとに変化
卵かけご飯や干物はどの時間でも食べられますが、時間帯で提供されているメニューが異なります。
朝食 | 7:00~9:00 |
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昼食・カフェ | 11:00~18:00 |
朝食(7:00~9:00)
メニュー | 価格 |
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卵かけごはん定食 | 500円 |
納豆定食 | 500円 |
あじ干物定食 | 650円 |
さば(半分)干物定食 | 650円 |
(参考:ヨリドコロの公式ページ)
昼食(11:00~18:00)
メニュー | 価格 |
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あじ | 1,000円 |
えぼだい | 1,300円 |
塩さば | 1,380円 |
干物屋さんの厳選しらす丼 | 1,400円 |
ほっけ | 1,500円 |
かます | 1,700円 |
きんめだい | 1,980円 |
(参考:ヨリドコロの公式ページ)
カフェ(11:00~18:00)
メニュー | 価格 |
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アイスクリーム(バニラ・抹茶) | 380円 |
自家製チーズケーキ | 580円 |
北鎌倉剥製工房のチーズ&ナッツ | 680円 |
小田原鈴木製餡所のあんこを使ったおいしいあんみつ | 580円 |
(参考:ヨリドコロの公式ページ)
新食感の絶品“卵かけご飯”

多くの人が“卵かけご飯”を目当てに訪れると言われています。
メレンゲでできた卵かけご飯は、インスタ映えするばかりではなく、口の中にふんわりと広がる新食感を楽しめます。
使用されている卵は、スタッフの方が相模原の養鶏場に足を運んで選び抜いたもの。
とても美味しいので、卵かけご飯だけ食べに来る方も多いそうです。
卵かけご飯を注文すると、他のメニューが届く前に泡立て器と卵が渡されます。まずは卵を、たっぷりと空気を入れ込むように5分ほどかき混ぜてメレンゲを作成。
メレンゲを乗せたご飯の上に黄身を乗せ、甘口しょうゆをかければ出来上がりです。
メレンゲを乗せて食べる“卵かけご飯”は絶品!
かき混ぜるのは少し大変ですが、「メレンゲを立てるの楽しかった。」という方も多いです。
卵は単品でも注文できるので、他の定食を注文された方でも卵かけご飯が食べられます。ヨリドコロに行った際は、ぜひ食べてもらいたい一品です。
ジューシーすぎる「干物定食」

ヨリドコロでは、オーナー(恵さん)のお母様が営んでいる「干物倶楽部 丸恵」から仕入れています。脂の乗った干物は、注文が入ってから焼き上げられるため、いつでも焼きたてでジューシーです。

ヨリドコロの干物は、魚の旨味が凝縮された至極の一品です。
「普段は干物を食べない」という方も、ぜひ食べてみてください。
ヨリドコロの混雑状況

休日には2時間待ちにもなるヨリドコロ。
メディアでも取り上げられることが増え、行列が当たり前になっているようです。

本ブログのライターさんが朝食を食べに行った際は、「オープン前にも関わらず1時間待ちだった」とのこと。
ただ、平日は混雑も緩和されています。
さらに、オープンから1時間ほど経過すると混み具合も落ち着いてくるので、並びたくない方はその時間を見計らってお店に行きましょう。
ヨリドコロで座るべきは店内席?テラス席?

ヨリドコロで一番人気の席は、江ノ電が目の前を走るテラス席。
目の前を江ノ電が走るので、臨場感を味わえます。
店内席とテラス席、両方の動画を紹介しながら「良い面・悪い面」を説明していきます。
【参考動画】テラス席からの江ノ電
こちらはテラス席から見た江ノ電。
間近なので電車音がすごいです。

テラス席のメリットとしては、開放的な空間で食事を楽しめること!
ただし、気になるのは以下の点です。
テラス席の気になるポイント
- 冬は寒い
- 夏は暑い
- 春~夏は虫が飛んでることもある
店内席かテラス席かを悩んでいる方は。これらの点を考慮してみてください。
【参考動画】店内席からの江ノ電
こちらが店内席からの江ノ電。
テラス席と同様に、間近なので電車音がすごいです。
店内席のメリットとしては、気温に関係なく食事と情景を楽しめること。
ただ、混んでることが多いので、周りが気になる場合はテラス席をおすすめします。
※テラス席でも相席の可能性はありますが

また、店内席すべてが江ノ電の見える位置にあるわけではありません。
「江ノ電を見る」ということを重視するのであれば、店員さんにその旨を伝えておきましょう。
ヨリドコロのコンセプトは“鎌倉の日常を旅する”

ヨリドコロは、「鎌倉の日常を旅する」というブランドコンセプトがあるお店。
古民家を改装して作られた内装は、鎌倉や湘南の趣ある雰囲気をたっぷり感じられます。
ここからは、ヨリドコロの「基本情報・口コミ・アクセス方法」を紹介していきます。
ヨリドコロの基本情報
店名 | ヨリドコロ |
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営業時間 | 7:00~9:00、11:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
電話番号 | 0467-40-5737 (スマートフォンならタップして電話できます) |
住所 | 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1丁目12-16 |
最寄り駅 | 江ノ電稲村ヶ崎駅より徒歩3分 |
予約可否 | 予約可 |
クレジットカード | カード可 |
個室 | テーブル個室あり(1室/2名~5名様用/カーテン仕切り) |
携帯・Wi-Fi・電源 | 携帯の電波あり。Wi-Fiあり。電源利用可。 |
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |
駐車場 | 無 (駅のすぐ隣にコインパーキングあり) |
料理の価格帯 | 朝の定食(~980円)、昼の定食(~1980円) |
テイクアウト可否 | 可 ※メニューによる |
ホームページ | 公式ページはこちら |
ヨリドコロの評判・口コミ
ちょっと休憩☕✨#ヨリドコロ pic.twitter.com/c8CtJ0CF0s
— TORU @ ワークドットライフのWeb編集者 (@photo_dot_life) 2019年8月3日
ご飯だけでなく、美味しい珈琲やスイーツでカフェを楽しんでいる方も。
私もケーキを食べてきました(笑)
口コミを見ていると「卵かけご飯」についての感想が多くありました。
ヨリドコロへ行ったら見逃せない一品のようですね!
- ヨリドコロは、鎌倉に行くなら絶対に行ってほしい場所!
- 鎌倉のヨリドコロってお店の干物定食が食べたことないくらい美味しい!
- 自分でかき混ぜて作る卵かけご飯が新感覚!濃厚な黄身とふわふわ白身の卵かけご飯をぜひ!
- 一度食べたら人気の理由がわかるはず。並ぶ価値あり!
- 秋の時期は紅葉も一緒に楽しめるのでおすすめです。
- 鎌倉の朝散歩後にモーニングすると一日が最高の気分になります。
- 参考:Twitter
ヨリドコロのおすすめポイント
- 鎌倉では意外と少ない「朝食を食べられるお店」。
- メレンゲの卵かけご飯は、口の中でふんわり振りがる新感覚の食感を体験できる。
- テラス席のすぐ目の前に、江ノ電が走っている!
ヨリドコロの注意点
- 平日でも行列になることも!整理券はないので、ずっと店前で待たなければいけない。
- 干物や卵かけご飯などの和食が中心。シンプルな日本の料理が苦手な方は向かないかも。
最寄り駅の江ノ電稲村ヶ崎駅からヨリドコロへのアクセス・行き方

最寄り駅の江ノ電稲村ヶ崎駅を出て、江ノ電の線路沿いを歩いて行った先に「ヨリドコロ」があります。
すぐに着いてしまいますが、この辺りは昔ながらの素敵な雰囲気も味わえます。
お店の周囲は、電車だけでなく車もたくさん走っているので、写真を撮る際は周りに気をつけて撮影してください。
ヨリドコロ近辺にある駐車場
ヨリドコロには、専用駐車場がありません。
車の方は近隣にある有料駐車場を利用してください、
さらに「ヨリドコロ」を楽しむには!
ヨリドコロはテイクアウト専門店や宿泊施設も運営しています。
テイクアウト専門店では、ヨリドコロで提供されている干物を購入できますよ。
「ヨリドコロ 市場店」では干物などを持ち帰れる!
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ヨリドコロのグループ店舗である「ヨリドコロ 市場店」では、干物や練り物などを販売しています。
販売されている干物は、ヨリドコロの代表であるお母様(恵さん)が運営している「干物倶楽部 丸恵」が選定したもの。
干物ばかりではなく、練り物なども販売されていますのでチェックしてみてください。
オンラインでもヨリドコロの干物を購入できます。
住所 | 神奈川県鎌倉市小町1-13-10(鎌倉市農協連即売所内) |
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電話番号 | 0467-40-5737 (スマートフォンならタップして電話できます) |
ホームページ | 公式ページはこちら |
「港の灯り」で特別な宿泊体験を
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「港の灯り」は、築100年の古民家をリニューアルした一棟貸切タイプの宿泊施設。
予約する段階で詳しくカウンセリングをしてもらえるので、記念日などのお祝いにもぴったりです。(アメニティーも完備)
港の灯りには、コーヒースタンドも併設されています。
ここのコーヒーは、こだわり抜いて選ばれたコーヒー豆を使用しているので絶品です!
古民家のゆったりとした雰囲気を感じながらコーヒーを楽しんでください。
コーヒースタンドは宿泊者限定で営業されていますが、宿泊者がいない時には一般客の方も利用できます。
住所 | 神奈川県三浦郡葉山町字堀内森戸1067 |
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電話番号 | 0468-74-9245 (スマートフォンならタップして電話できます) |
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食後は鎌倉・湘南エリアを散策!
「ヨリドコロ」の周辺は、懐かしい街並みだけでなく、自然豊かなスポットやおしゃれな施設が立ち並んでいます。
美味しいご飯を食べた後は、鎌倉や湘南をゆったりと散策してみましょう。
一つひとつのスポットは距離が離れていますが、江ノ電を活用すればアクセスも簡単です。
ここからは、「鎌倉・江ノ島」周辺に通った編集者が、本当におすすめできるスポットを紹介します!
周辺のおすすめスポット①「鎌倉海浜公園」

「鎌倉海浜公園」は、広大な海を眺められる公園。
こちらの公園は、「由比ガ浜地区・稲村ガ崎地区・坂ノ下地区」の3エリアに区分されており、海の風を感じながらゆったりとくつろげます。

特に由比ヶ浜エリアは、小さな子供が遊べる遊具なも備え付けられているため、お子様連れの方にもおすすめです。
鎌倉海浜公園へは、江ノ電長谷駅より徒歩10分程度で到着します。
近隣には有料駐車場もあるので、車でのアクセスもラクチンです。
住所 | 神奈川県鎌倉市由比ガ浜4丁目7-1 |
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周辺のおすすめスポット②七里ヶ浜海岸
七里ヶ浜海岸は、江ノ島を見渡せる人気の海岸。
砂浜を歩いて散策できるので、デートにもぴったり。
七里ヶ浜海岸は名前こそ有名ですが、「海岸に降りられること」はあまり知られていません。そのため、観光客も少ない穴場スポットです。
鎌倉・湘南エリアの雰囲気を一気に感じられるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。天気がいいと富士山と江ノ島を一望できますよ。
住所 | 神奈川県鎌倉市七里ガ浜東2丁目1-12 |
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江ノ電の七里ヶ浜駅を出て、川沿いをまっすぐ進んだ先にあります。
信号を渡ると階段があるので、こちらから海岸に降られますよ。
周辺のおすすめスポット③「WEEKEND HOUSE ALLEY」
撮影場所は七里ヶ浜billsで有名なWEEKEND HOUSE ALLEYです。私の他にもオシャな写真撮ってる人が沢山いました!
(この写真は拾い画) pic.twitter.com/sa84fV1PKb— Y.T(わいてぃー) (@yt_7080) 2017年9月5日
WEEKEND HOUSE ALLEYは、“毎日が週末のようなリラックス空間”をテーマに作られた商業施設。
世界一の朝食と称され人気を集めている「bills」やサーフィングッズを販売している「BLUE HORIZON」などの店舗が出店しています。
建物自体もとてもおしゃれなため、目の前で写真を撮影している方も多くいます。
住所 | 神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-1-1 |
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鎌倉の雰囲気を味わいながら美味しい和食を!
「“日本の朝食”を楽しみたい」
「昭和を思い出すような懐かしい朝食を食べたい」
こういった方にはおすすめの場所です。
踏み切りや江ノ電の音。懐かしい世界観。
食事をしながらそんな雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。