リモートワーク・テレワークといった在宅勤務。働き方改革やコロナウイルスにより、「会社以外の場所で働く」ことが注目されています。
よーし、リモートワークの準備できた!9時ちょい前に仕事に入るメール送ればいいから、それまでも少し家事出来る。
…家のWi-Fiに繋ぐのに手間取ったので、本当早めに準備してよかった。— 熊之(strelka) (@strelka2323) April 7, 2020
職場にリモートワーク出来る環境なくて今日から自宅待機のシフト運用始まったけど微妙。4月中は案件何も進まなそう‥
— KOBAYAN (@kobayashi_d)
よーし、リモートワークの準備できた!9時ちょい前に仕事に入るメール送ればいいから、それまでも少し家事出来る。
…家のWi-Fiに繋ぐのに手間取ったので、本当早めに準備してよかった。— 熊之(strelka) (@strelka2323) April 7, 2020
職場にリモートワーク出来る環境なくて今日から自宅待機のシフト運用始まったけど微妙。4月中は案件何も進まなそう‥
— KOBAYAN (@kobayashi_d) April 8, 2020
個人のライフスタイルに合わせた働き方なので、さまざまな意見もあります。
しかし育児や介護で、会社を辞めることなく働けるのは大きなメリットと言えるでしょう。
そんなリモートワークという働き方を、世間に注目される前から導入している会社があります。
社員数700名を超える株式会社キャスターです。驚くべきは、700名すべてが「リモートワーク」で仕事を行っていること。
どんな会社なのか、何をしている会社なのか。今回は株式会社キャスターについて紹介します。
株式会社キャスターとはどんな会社?

2014年の9月に創業した株式会社キャスター。社員数は、2020年2月時点で約700名を超える企業です。
社員全員に出社義務はなく、700名以上の社員が「リモートワーク」で働いていることになります。
九州の宮崎県に本社オフィスがあります。他の拠点として同じ宮崎県内に1つ、さらに東京と札幌にもあります。
事業内容は、オンラインアシスタントをはじめとした人材事業運営です。
幅広い業務(秘書、人事、経理、WEBサイト運用など)を、トータルでサポートするオンラインサービスを提供しています。
会社名 | 株式会社キャスター |
---|---|
代表 | 中川祥太 |
設立 | 2014年9月 |
資本金 | 2億6,970万2,000円 |
所在地(本社) | 宮崎県西都市鹿野田11365-1 |
連絡先 | 企業ページのお問い合わせフォームまで |
スタッフ数 | 約700名(2020年2月) |
事業内容 | オンラインアシスタントをはじめとした人材事業運営 |
取引実績 | 非公開 |
運営会社のURL | 運営会社のURLはこちら |
SNSで採用活動ができる「bosyu」

(公式サイト:bosyu)
このサービスは、「できること・してほしいこと・やりたいこと」の文言を入力すると、SNSで仕事募集ができてしまうのです。
「bosyu」を利用し、採用活動をしている企業も増えてきました。
「仕事募集」以外にも、「誰かの相談をうける」「一週間の献立を考える」など、誰もが気軽に利用でき、年々利用者が増え続けています。
リモートワークを導入したのはいつ?キッカケは?
キャスターでは「ミッションとビジョン」を大切にしており、2014年9月の創業当時からリモートワークを導入しています。
- ミッション:リモートワークを当たり前にする
- ビジョン:労働革命で、人をもっと自由に
導入したキッカケは、代表の前職時代の経験からだと言います。
新規事業を立ち上げる際、人材不足の問題に直面。打開策として「リモートワークという働き方」を活用したことが始まりです。
結果、この方法で人材不足の問題が解決でき、リモートワークを「事業の軸」にすることを決めたのです。
リモートワークを導入して感じたメリット
同社がリモートワーク導入で感じたメリットは、どのようなものがあるのか。
石倉秀明(取締役)さんは以下の2つをあげています。
- 圧倒的に人を採用しやすくなる
- 決断のスピードが早くなる
順番に解説していきます。
1.圧倒的に人を採用しやすくなる
1つ目は、「圧倒的に人を採用しやすくなる」ということです。
仕事がすべてオンラインで完結できるため、国内・国外問わず「世界中」から人を採用することが可能。
創業してから5年半、社員700名を超える企業にまで成長したキャスター。
この採用の仕組みもあり、さらに飛躍していくことが予想されます。
2.決断のスピードが早くなる
2つ目は「決断のスピードが早くなる」ことです。
社内では「チャット」をコミュニケーションツールとして利用しているため、物事の流れがすべて把握しやすくなります。
問題が生じた場合でも、情報を「見える化」しているので、決断するのに時間がかかりません。
対面で仕事をしている場合、問題が生じたときには状況確認に時間を取られることは多々ありますよね。
しかし、情報を「見える化」しているキャスターでは、状況を1から説明せずとも関係者が理解できているのです。
仕事をするうえで、「理想の形」と言っても過言ではないでしょう。
リモートワークを導入して感じたデメリット
続いて、デメリットはどうでしょうか。
- オフライン業務への理解
- 膨大なチャット量
こちらも1つずつ紹介していきます。
1.オフライン業務への理解
多くの業務を「オンライン」で行ってきたキャスターですが、世間の企業はまだ「オフライン」が大半ですよね。
代表されるものとして、「契約書」と「請求書」の業務。
現在も紙ベースの企業が多く、「作成してから出力して判を押す」といった業務になっています。
しかし、創業当初からリモートワークを導入しているキャスターでは、「オンライン(クラウド上)でやりましょう」と提案。
キャスターのサービスを導入する企業は年々増加しており、「オンライン業務を理解してもらえる企業」との関係構築に成功しているのです。
(参考:SUPERCEO)
そう遠くない未来、現在オフラインで行っている業務は、オンライン業務に変わっていくのではないでしょうか。
働き方に多様性が求められるように、業務内容にも多様性が求められる時代になりました。
2.膨大なチャット量
コミュニケーションがすべて「チャット」ということもあり、少し見ないうちに数百件の通知が来ていることもある」といいます。
おそらく、今までに経験したことのないチャット量になるため、チャットを打ちつつ自分の仕事時間を確保するも必要です。
膨大なチャット量に戸惑う社員もいそうですね。
1ヶ月もあれば慣れるようですが、今まで対面でコミュニケーションをしてきた方にとってはデメリットと感じるかもしれません。
場所に縛られないからこそできる働き方
働く場所を固定しなくても良いのがリモートワークの特権です。
キャスター広報の方は、旅行をしながら働くスタイル「ワーケーション」という働き方を実践しています。
このような働き方ができると考えただけで、ワクワクしてきませんか?
- 通勤に充てていた時間=旅行を満喫
- 仕事=日中旅先で
- 終業後=自由に楽しむ
毎日の通勤時間は「旅行を満喫」する時間に変わり、日中は「旅先」で仕事を行い、仕事が終われば「自由時間」です。
少し前までは、このような働き方をできなかったでしょう。
現在でも、会社によっては許されない「仕事のあり方」です。
しかし、実際に実践している企業もあるため、「決して不可能ではない」ことを証明しています。
採用する際に必ず聞く質問とは?
キャスターでは、採用時に必ず聞く質問があります。
「リモートワークをする目的はあるか?」という質問。
いわゆる「手段と目的」です。
リモートワークで働くことが「ゴール」になってしまい、肝心の仕事をおろそかにしてしまっては、まったく意味がありませんよね?
また、「長い時間働きました。売上はゼロです。」これも本末転倒です。
リモートワークでは、仕事における「過程」よりも、「結果」にこだわる必要があります。普段働いてる姿が見えないので、結果で評価することが多いのです。
「リモートワークで働きたい」という気持ちだけで始めても、長くは続かないですし、会社からも評価されないでしょう。
リモートワークを当たり前にするキャスターの今後
当社は有料求人媒体を利用しなくても、毎月約千名の方から入社希望の問い合わせをいただけています。その理由は、当社がフルリモートワークを導入しているからです。
(参考:転職type)
このように言及するのは、同社の石倉秀明(取締役)さん。
常に人材が不足している企業からすれば、羨ましい状況ではないでしょうか。
「リモートワーク」という働き方が、企業の宣伝に拍車をかけており、今後ますます注目度が増していくでしょう。
44都道府県15カ国(2019年8月時点)に社員や業務委託のメンバーがおり、その勢いは日本だけに留まりません。
「キャスター社の採用情報を見たい!」
そんな方は、以下のTOPページにある求人情報をご覧になってください。
「リモートワークを当たり前にする」という同社のミッション。
新型コロナウイルスという背景もあり、「在宅勤務」「リモートワーク」が当たり前になる日は、そう遠くないかもしれません。