
都心なのに素朴さを感じさせる田端駅南口!
過去に一度だけ行ったことありますが、「なにもない・・・」というのが最初の感想でした。
山手線とは思えないくらいの場所だったので、まさかここが映画「天気の子」の聖地になろうとは!
映画のロケ地となる前は、行ったことはおろかご存知ない方も多かったのではないでしょうか。

今回は撮影場所となったJR田端駅について、
「映画内における田端駅の登場シーン」
「田端駅南口のアクセス・情報」
を紹介していきます。
[metaslider id=9502]映画『天気の子』の聖地巡礼。前作『君の名は。』に引き続き、本作のロケ地も観光スポットなりました。今回の記事では、『天気の子』の「聖地巡礼マップ・最寄り駅から現地までのアクセス・周辺情報[…]
田端駅の聖地巡礼情報

新海誠監督による映画「天気の子」は、東京の街「新宿・渋谷・港区」など、実在する建物が多く登場しています。
そんな「天気の子」で、陽菜のアパートに続く道として何度も映されたのが田端駅南口です。

予告では、フェンス奥に田端駅と食品工業の会社あみ印の看板が見えます。田端駅は鉄道マニアにとっても聖地といえる場所なので、特定は早かったようですね。
天気の子・田端駅南口(不動坂)の登場シーン!印象的な2つを紹介

田端駅南口を出た所にある坂道。
この坂道は陽菜のアパートに続いており、劇中で何度も登場しています。特に印象的なのが、中盤と終盤の2つのシーンなのではないでしょうか。
「田端駅」というキーワードを見るたびに思い出すシーン😄#天気の子聖地 pic.twitter.com/4zI9QtA5EK
— TORU @ 編集長 (@photo_dot_life) November 22, 2019
「天気の子」中盤では、須賀の娘のために芝公園で遊んだ後、帆高が陽菜をアパートに送り届けるために、田端駅の坂道を歩きます。
帆高はここで陽菜に誕生日プレゼントを渡そうとしますが、その前に陽菜の身体に異変が・・・
天気の巫女として身体を失いつつある陽菜と、その様子を見てしまった穂高の表情が印象的なシーンです。

終盤では高校を卒業した帆高が、陽菜に会いに行くシーンで田端駅が登場します。フェンスに身体を向けて祈る陽菜の美しい映像に、見とれた方も多いのではないでしょうか。
「天気の子」のコスプレ写真を撮影する方の中には、田端駅でのシーンを再現している方もいます。人通りの少ない場所なので、コスプレ撮影がしやすいのかもしれませんね。
田端駅とはどんな場所?

田端駅は東京都北区東田端にある駅。京浜東北線と山手線が乗り入れをしています。1日平均乗車人員は47,440人。
山手線の駅の中では比較的乗車数が少なく、ひっそりとした雰囲気が漂っています。
田端駅の周りは閑静な住宅街になっており、夜はとても静かです。陽菜のアパートも、その静けさの中にあるのかもしれませんね。

メインの出入り口となる北口は、駅ビルと一体化して近代的な感じですが、南口は無人駅で素朴な雰囲気があります。「田端駅の歴史を感じる」とのことで、マニアには人気のようです。
現在、山手線で唯一残る踏切である「第二中里踏切」が、田端~駒込間にございます。さらに駅東側には広大な車両基地があり、鉄道好きにはたまらないスポットです。出典:JR東日本
田端駅の北側には鉄道モニュメントが置かれた公園があり、東側には田端運転所という車両基地があります。こちらではフェンス越しに寝台列車「カシオペア」や新幹線が覗けるようです。
このように、鉄道好きにはたまらないスポットが盛りだくさんの田端駅。「鉄道の聖地」とも言われています。
田端駅の基本情報
駅名 | 田端駅(JR山手線) |
---|---|
住所 | 東京都北区東田端一丁目17-1 |
開業 | 1896年(明治29年) |
景観 | 南口を出たら遠くにはスカイツリーが見えます。 |
バリアフリー | 詳細ページ |
JR東日本:駅構内図 | JR公式ページ |
田端駅(南口)のアクセス・行き方
南口を出てすぐのところがロケ地(不動坂)となっています。
田端駅(不動坂)の場所
こちらは住宅街からの視点です。この下りを歩いていくとロケ地にたどり着けます。
逆から見ると以下のような感じです。

田端駅南口の魅力

田端駅南口は無人駅なので駅員さんもいません(インターホンで呼び出せますが)。
こういった雰囲気は、どこか昭和を思い出させてくれて、令和になっても残しておきたい世界観ですね。
田端駅は、「広大な鉄道基地・田端ふれあい橋・JR東日本(東京支社)」などもあり、映画だけではなく鉄道ファンにとっての聖地でもあります。
聖地巡礼の目的以外でも、都内でちょっとローカルな雰囲気を感じたい方は、田端駅南口を訪れてみてください。