ヨルシカ「春泥棒」がCM曲に!大成建設と新海誠のコラボCM「ミャンマー」編を紹介します!

大成建設と新海誠監督のコラボCM(「ミャンマー」編)
©大成建設 / 新海誠

新海誠監督と大成建設の新作(コラボCM)が、3月20日から全国放送スタート!

この作品はシリーズ化しているコラボCMとなり、今回は「ミャンマー」編です。

今回の見どころは、音楽がヨルシカ(新曲「春泥棒」)ということ!

新海監督、実はTwitterでこのように発信しています。
いつかコラボするのでは?と思っていましたが、今回はCMという形で決まりましたね!

新海監督とヨルシカが好きな筆者にとっては、「大成建設 × ヨルシカ × 新海誠」という嬉しい構図ができあがりました。

コラボCMを多く作っている新海監督ですが、本作も素晴らしい仕上がりです。
(関連記事:新海誠監督のCM一覧

それでは本作の見どころを紹介していきます。

大成建設「ミャンマー」編の感想(内容・あらすじ)

近年、急速な経済成長を遂げているミャンマー。国の高度医療を支えていく「ヤンゴン新専門病院」の建設に携わる若手社員が、今回の主人公です。遠く日本から離れた現場でたくましく働く彼の成長を、日本で暮らす姉からの手紙という視点で描いたストーリーになっています。
出典:大成建設

本作品の舞台はミャンマー。
主人公は、ヤンゴン新専門病院の建設に携わる若手社員です。

ミャンマーの高度医療を支えていく姿を、姉(女優の松岡茉優さん)の視点でナレーションしてくれています。

30秒のCMとなり、短い時間の中でもストーリーがわかりやすく、映像と音楽を楽しんでいるとあっという間に終わってしまいます。

いつも素晴らしいのですが、今回はとくにキャスティングが神です。

大成建設CM「ミャンマー」編の監督・音楽・スタッフ一覧

企業名大成建設株式会社
放映開始日2020/3/20
総監督新海誠
絵コンテ・演出(監督)みきようこ
音楽ヨルシカ
声優・ナレーション松岡茉優
キャラクターデザイン大橋実
公式ページURLはこちら

音楽はヨルシカ「春泥棒」

大成建設と新海誠監督のコラボCM(「ミャンマー」編)
©大成建設 / 新海誠
ヨルシカは2017年にn-buna(ギターと作曲担当)さん、suis(ボーカル)さんで結成されたバンド。

エモいという言葉がピッタリな曲が多く、感情の錯綜を音楽におさめてくれる秀逸さを感じます。

アニメーション映画「泣きたい私は猫をかぶる」の主題歌になるなど、各方面から注目を浴びている男女2人組のバンドです。
※「泣きたい私は猫をかぶる」は2020年6月5日に公開

私と同じように感じている方は多く、好評な口コミもたくさん見掛けました。

新海ワールドとヨルシカの音楽世界
どこか似たようなところがあり、見事にハマっています!

監督・絵コンテ・演出は「みきようこ」さん

「ボスポラス編(大成建設のCM)」からスタッフとなっている「みきようこ」さん。

新海監督の映画作品でも、スタッフとして名を連ねることが多いです。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

映画作品では、以下のような形でスタッフとして参加されています。

撮影補佐雲のむこう、約束の場所
色彩設計補佐星を追う子ども
色彩設計・撮影言の葉の庭
色彩設計君の名は。
助監督・色彩設計天気の子

総監督は新海誠ですが、大成建設「ミャンマー」編では、初の監督を勤めるということです。

今後も監督として制作する機会が増えていきそうですね。

CMの新しいカタチを作っていく大成建設

大成建設と新海誠監督のコラボCM(「ミャンマー」編)
©大成建設 / 新海誠

「ついつい見てしまう・・・」
大成建設と新海監督のCMにはそんな魅力があります。

CM最後の「地図に残る仕事。」というキャッチコピーは、本シリーズで必ずあるメッセージです。

これがあることで「大成建設」という企業を印象づけるようになっています。

作品の世界観に浸っていられるCMでありながらも、会社のイメージや理念を発信しており、大成建設の採用へ誘導する素晴らしい「コンテンツ」です。

近年、アニメと企業がコラボするCMは増えていますが、そのスタンダードな形を作っているのが大成建設だと感じます。