
新海誠監督と大成建設の新作(コラボCM)が、3月20日から全国放送スタート!
この作品はシリーズ化しているコラボCMとなり、今回は「ミャンマー」編です。
今回の見どころは、音楽がヨルシカ(新曲「春泥棒」)ということ!
素晴らしいなー。
ヨルシカ – 言って。(Music Video) https://t.co/o0TZCWKUn8 @YouTubeさんから— 新海誠 (@shinkaimakoto) July 29, 2018
新海監督、実はTwitterでこのように発信しています。
いつかコラボするのでは?と思っていましたが、今回はCMという形で決まりましたね!
新海監督とヨルシカが好きな筆者にとっては、「大成建設 × ヨルシカ × 新海誠」という嬉しい構図ができあがりました。
コラボCMを多く作っている新海監督ですが、本作も素晴らしい仕上がりです。
(関連記事:新海誠監督のCM一覧)
それでは本作の見どころを紹介していきます。
大成建設「ミャンマー」編の感想(内容・あらすじ)
近年、急速な経済成長を遂げているミャンマー。国の高度医療を支えていく「ヤンゴン新専門病院」の建設に携わる若手社員が、今回の主人公です。遠く日本から離れた現場でたくましく働く彼の成長を、日本で暮らす姉からの手紙という視点で描いたストーリーになっています。
出典:大成建設
本作品の舞台はミャンマー。
主人公は、ヤンゴン新専門病院の建設に携わる若手社員です。
ミャンマーの高度医療を支えていく姿を、姉(女優の松岡茉優さん)の視点でナレーションしてくれています。
30秒のCMとなり、短い時間の中でもストーリーがわかりやすく、映像と音楽を楽しんでいるとあっという間に終わってしまいます。
いつも素晴らしいのですが、今回はとくにキャスティングが神です。
大成建設CM「ミャンマー」編の監督・音楽・スタッフ一覧
企業名 | 大成建設株式会社 |
---|---|
放映開始日 | 2020/3/20 |
総監督 | 新海誠 |
絵コンテ・演出(監督) | みきようこ |
音楽 | ヨルシカ |
声優・ナレーション | 松岡茉優 |
キャラクターデザイン | 大橋実 |
公式ページ | URLはこちら |
音楽はヨルシカ「春泥棒」

エモいという言葉がピッタリな曲が多く、感情の錯綜を音楽におさめてくれる秀逸さを感じます。
アニメーション映画「泣きたい私は猫をかぶる」の主題歌になるなど、各方面から注目を浴びている男女2人組のバンドです。
※「泣きたい私は猫をかぶる」は2020年6月5日に公開
おわ~!!
ヨルシカさんのタイアップすごーい!
新海監督が総監督の大成建設のCMソングとは!
ミャンマー編ね!😳✨
— 月香(つきか) (@tsuki_kaori) March 21, 2020
大成建設が神CM過ぎて心が昇天してる
— KUMA (@KUMA66479964) March 20, 2020
私と同じように感じている方は多く、好評な口コミもたくさん見掛けました。
新海ワールドとヨルシカの音楽世界。
どこか似たようなところがあり、見事にハマっています!
監督・絵コンテ・演出は「みきようこ」さん
「ボスポラス編(大成建設のCM)」からスタッフとなっている「みきようこ」さん。
新海監督の映画作品でも、スタッフとして名を連ねることが多いです。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
映画作品では、以下のような形でスタッフとして参加されています。
撮影補佐 | 雲のむこう、約束の場所 |
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色彩設計補佐 | 星を追う子ども |
色彩設計・撮影 | 言の葉の庭 |
色彩設計 | 君の名は。 |
助監督・色彩設計 | 天気の子 |
総監督は新海誠ですが、大成建設「ミャンマー」編では、初の監督を勤めるということです。
今後も監督として制作する機会が増えていきそうですね。
CMの新しいカタチを作っていく大成建設

「ついつい見てしまう・・・」
大成建設と新海監督のCMにはそんな魅力があります。
CM最後の「地図に残る仕事。」というキャッチコピーは、本シリーズで必ずあるメッセージです。
これがあることで「大成建設」という企業を印象づけるようになっています。
作品の世界観に浸っていられるCMでありながらも、会社のイメージや理念を発信しており、大成建設の採用へ誘導する素晴らしい「コンテンツ」です。
近年、アニメと企業がコラボするCMは増えていますが、そのスタンダードな形を作っているのが大成建設だと感じます。